1月お茶小話は水溶性ビタミン。少し佐京園のお話も‥

お茶のお話。
お茶には、健康にいいとされる成分がたくさん入っています。
カフェイン、カテキン、テアニン、
ビタミン類、サポニン、フッ素、、ミネラル、
クロロフィル、γ-アミノ酪酸(通称:GABA)

今回は『ビタミン!
ビタミンには、
〈水溶性ビタミン〉〈脂溶性ビタミン〉があり、
お茶には<水溶性ビタミン>
ビタミンC ビタミンB2 葉酸
<脂溶性ビタミン>
βカロテン(プロビタミンA) ビタミンEが含まれています。
ここでいう効果とは、お茶の効果ではなく、あくまでもお茶の成分の一つである『ビタミン』の研究成果です。

因みに、ペットボトル茶に添付してある『ビタミンC』
は酸化防止剤です。
お茶由来の物と、そうでないものがあるそうです。

<水溶性ビタミン>ビタミンC ビタミンB2 のお話。

                         脂溶性ビタミンについては2月号にて‥
ご存じの方も多いかもですが、野菜など多くの食物に含まれているビタミンC
実は熱を加えると分解されてしまいます。
ですが、お茶の『ビタミンC』はカテキンに守られているため
あったかいお茶でも比較的壊れにくく安定しています。
また、ビタミンCは水溶性。抽出液にしっかりと溶け出すので、
日本茶を飲むことで効率的に摂取できると言われています。
ビタミンCは、茶葉が日光を浴びることで作られる成分。
被覆栽培で生産される玉露や抹茶よりも、煎茶に多く含まれます。
ビタミンB2は、皮膚・粘膜・髪・爪などにある細胞を再生する成分。
健康な皮膚や髪をキープするためには欠かせません。
ビタミンB2を摂取することで、口内炎やニキビの改善にも効果があると言われています。
さらに、成長促進にも重要なビタミンなのです。
葉酸には2つ。血液中の赤血球の生産を助けるという役割
細胞の生産や再生を促すという役割があります。
葉酸といえば妊婦さん。お茶はカフェインも気になるところですが
水出しすれば、カフェインも抑えられ、葉酸も摂れる。
必須飲料です!!あったかいお茶でカフェイン少なめがご所望でしたら、水出しレンチンがおすすめです。

佐京園のお話。
1月は2回目の肥料を振ります。
まだまだ寒い冬をじっと我慢の子です。
年も明けたし、もう新茶も間近‥まだか。      
皆さんは、ゆっくりお茶であったまっていただきながら。     
4月の新茶を楽しみにしていてくれるはず‥
寒い畑も楽しくなります。